海外から訪れる外国人が多く、なおかつ宿泊料金は節約したいと考えている人も多いので、宿泊料が高くないゲストハウスに対するニーズは高いですね。
このことから、すでに多くのゲストハウスがありますが、これから自分もゲストハウスを開業して頑張ってみたいという人もいるので、今回は「開業して儲かるゲストハウスを経営するには」と題して、ゲストハウスの儲け方について考えてみましょう。
なお、私たち「会社設立サポーターズ」では、今回解説するような儲け方についての起業支援も行なっています。
競争が厳しいゲストハウス市場なので、あなたがしっかりと成功できるように、ご一緒に検討させていただきます。
ゲストハウスを開業する際のプランニング
あなたは、どの場所にゲストハウスを作りたいと思っていますか?
ゲストハウスの場所は、今後どれだけ売上を増やすことができるかに大きく影響するので、どの場所でゲストハウスを作りたいかは、最も重要な検討事項です。
選定する場所によって、ゲストハウスの売上を検討する際に必要となる「繁忙期」「通常期」「閑散期」の売上予測が違ってきます。
ゲストハウスの場所によって、「何月からの何ヶ月が繁忙期になる」というのが違ってくるのです。
さらに、通常期は何月からの何ヶ月で、閑散期は何月からの何ヶ月という分類によって、年間の推定される売上高が決まってきます。
この売上高の推移は、それぞれの「繁忙期」「通常期」「閑散期」の客室稼働率と客単価によって変化します。
それぞれの期間中に、どれだけの客室稼働率と客単価でも黒字経営をすることができるのか?
この開業前のプランニングは、とても重要です。
この予測は、近隣の競合する宿泊施設との兼ね合いによっても変化するので、予測精度を上げるために、競合のリサーチも必要です。
直接競合するゲストハウスだけではなく、カプセルホテルやビジネスホテルなどの、比較的安価な宿泊料を提供しているホテルとの競合度合いを、どのように予測するのか。
このことも大切ですね。
さらに、ゲストハウスは、コンセプト作りも大切です。
どのような特徴のあるゲストハウスにすると、どのような人達が、「絶対に泊まりたい」と思うようになるのか。
このプランニングも行なわなければなりません。
このコンセプト作りは、起業資金の多くを占めることになる、ゲストハウスの内装や外装の工事費用にも影響するので、簡単に自分が好きなコンセプトは、こうだと決めない方が良いです。
自分が経営するゲストハウスなんだから、自分が好きに決めても良いでしょ。
このように思うかもしれませんが、自分が好きなことと、多くのお客様に好まれるか否かは別なことです。
このことを理解せずに、起業するから失敗する人が多いのです。
あなたも、ゲストハウスの開業で失敗したくなければ、自分の好みだけでゲストハウスのコンセプトを決めない方が良いでしょう。
予約で一杯で、「客室稼動率は、いつも100%」と言えるようになるためには、どのようにプランニングしなければならないのか。
このようなことを書くと、「客室稼働率が100%なんてあり得ない」という声が聞こえてきそうですが、理想を追求しない開業プランの作成は、ワクワクしてきません。
頑張って起業するのですから、このワクワク感は大切だと思いませんか?
私たちの起業支援では、ワクワクするというのを、とても大切にしているので、あなたにも、ワクワクしながら開業準備を進めて欲しいと願っています。
ゲストハウスを開業する時の法人化
あなたは、このようなことを書くと、何を言っているのと思うかもしれませんが、「ゲストハウスを経営するノウハウをマニュアル化する」というのも、競争が厳しい宿泊業界では大切だと思っています。
あなたがいなければ、ゲストハウスの経営が危うくなる。
これでは困ってしまいます。
あなたがいなくてもゲストハウスの黒字をしっかりと維持するためには、ゲストハウスを運営するためのノウハウをしっかりとマニュアル化して、あなたがいなくても、ゲストハウスの仕事がきちんと回る。
このようなマネジメントを視野に入れることができれば、単にゲストハウスを開業したいという思いとは違う、一段上の経営発想が生まれてくるはずです。
実は、さらなるビジネスプランのアイデアもあるのですが、あまり最初からいろいろなことをご紹介しても、すぐには納得できないかもしれないので、あなたが考えていることについて、まずはご相談ください。お待ちしています。
私たちは、司法書士・行政書士が、法人化の手続きを代行するサービスも行っているので、あなたが楽に自分の会社を持つことができます。
この法人化を武器に、どんどん売上が増えていく、ゲストハウスの経営をご一緒に検討していきましょう。楽しみにしています。