ボイストレーニングを受けてみたい。
このように思う人に、ボイストレーニングを行っているボイストレーニングスクールが何校もありますが、自分も同じように、ボイストレーニングスクールを開業してみたい。
今回は、このように思っている人を対象に、「開業！競合とは違うボイストレーニングスクール」と題して、どのような特徴を出して、生徒数を増やしていけば良いのかを考えてみましょう。
なお私たち「会社設立サポーターズ」では、会社を設立する手続きを代行するだけではなく、今回解説するような売上を増やす仕組み作りについても、起業支援をしています。
競争が厳しいボイストレーニングスクールだけに、入念に開業プランを作っていきたいものですね。
この開業プランの作成が不十分だと、ボイストレーニングスクールを開業してから苦労することになるのでご注意ください。
ボイストレーニングスクールの開業時の競合対策
あなたは、どの地域に、ボイストレーニングスクールを開業したいと思っていますか？
すでに何校ものボイストレーニングスクールがあるので、生徒が通う範囲がかぶっていると、その競合するボイストレーニングスクールとの差別化を、かなり具体的に行わなければ、既存のボイストレーニングスクールの方が有利になってしまいます。
ボイストレーニングスクールは、誰を対象にしているかが、かなり重要です。
プロの歌手や声優になりたい人を対象にしているボイストレーニングスクールがあります。
プロを目指すのではなく、カラオケなどで上手く歌を歌いたいという素人の人を対象にしたボイストレーニングスクールもあります。
規模が大きく、トレーナーがたくさんいる教室では、これらの両方の人達を対象にしたコース設定を行っています。
あなたも、同じような人を対象にしたボイストレーニングスクールを開業したいと思っていますか？
それとも、もっと別の人達を対象に考えていますか？
あなたが開業したい地域に、他のボイストレーニングスクールがあるのであれば、このような視点で競合との差別化を考えることになりますが、競合するボイストレーニングスクールが近くにない場合は、アプローチ方法が違ってきます。
近隣にボイストレーニングスクールがない場合は、ボイストレーニングを受けたい人がいるか否かの判断が必要になります。
どのようなタイプの人であれば、ボイストレーニングの潜在的な見込み客になるのか。
このことを見極めていかなければなりません。
つまり、競争が厳しい地域であれば、競合との分かりやすい差別化を作らなければならない。
競争が厳しくない地域であれば、ボイストレーニングを受けたいと思う人の掘り起こしを行わなければならないということです。
それでは、前者のケースですが、この場合は、お客様の特徴別に、差別化の検討を行なうことが必要になります。
プロの歌手や声優になりたい人が通っているボイストレーニングスクールに対して、どのような不満を感じている人がいるのか。
このことを調べるリサーチを行ないます。
既存のボイストレーニングスクールは、生徒数が多くなり、お客様の不満に上手く対応できていないケースが起こりやすいものです。
この不満を上手く見つけ出すことができれば、その不満を解消するボイストレーニングスクールを、あなたが開業すれば、プロを目指す生徒を集めやすくなるということです。
この視点は、カラオケで歌が上手く歌いたいと思っている人向けの差別化でも同様です。
このような視点で差別化を作り出せるか否か。
これが、これからボイストレーニングスクールを開業し、成功するためのポイントになります。
一方、競合するボイストレーニングスクールが近くにないケースでは、ボイストレーニングを受けたいと思うニーズが、その地域にあるかを見極めておかないと、開業しても生徒が集まらないということが十分にあり得ます。
開業したい地域の特徴。
高齢者が多いのか、主婦が多いのか、年齢層のばらつきはどのようになっているのか、どのような趣味嗜好の人が多いのかなど、さまざまな視点から地域の特徴を分析して、本当にその場所に、ボイストレーニングスクールを開業しても良いのかを検討します。
この検討では、あなたが理想とする売上高についても考慮すると良いでしょう。
代表的な料金と集まる生徒数を考えた時に、納得できる売上になるか否か。
この検討も必要になるのです。
これらの検討を行う際に、私たちの専門家に相談していると、情報交換する中から良いビジネスアイデアが生まれてくることが多々あります。
このことを自分も体験してみたいと思うのなら、あなたのボイストレーニングスクールを成功させるために、ぜひ各コースについてご確認ください。
ボイストレーニングスクールの開業時に会社を設立
他のボイストレーニングスクールが何校もの教室を運営しているように、ボイストレーニングスクールの開業では、複数の教室運営を目指すことが王道の開業法です。
このためには、一緒に働いてくれるボイストレーナー等のスタッフが必要ですが、競合するボイストレーニングスクールではなく、あなたが開業する教室で働いてくれるようになるには、どのような点に注意をして、採用活動を行わなければならないのかという検討も必要です。
最低限、社会的な信用がある株式会社の設立は必要になるでしょう。
私たちの司法書士・行政書士が、株式会社の設立手続きを代行するので、定款等の難しい作成は、安心して私たちにお任せください。
そして、前項で解説したような、教室の売上を増やすための仕組み作りに、あなたの時間をフォーカスしてください。
私たちもご協力しますので、ご一緒に頑張っていきましょう。楽しみにしています。