「独立起業する」
本当に頑張って起業したとしても、起業した会社が10年後に何割廃業しないで残っているかというと、約25%だという調査結果があります。
これから起業しようとしている人たちに、このような数値を示すのは、決して良くないことだと思いますが、私たち「会社設立サポーターズ」に申込した人たちが、先の数値よりも高くなるように、願わくば利用企業の100%が10年後もビジネス活動を続けていられるように、支援することができればと思っています。
そのため今回は、「独立起業で失敗しない起業法とは」と題して、
独立起業で失敗しないための事業計画について考えてみたいと思います。
独立起業で失敗しない起業法とは
独立起業で失敗しないためには、独立起業前にどれだけ起業後の自社の活動を具体的にイメージできるかが大切です。
遊びではなく、生活を支える仕事に関することなので、
失敗は許されないという覚悟が必要でしょう。
ただし、ただ頑張れば良いということではありません。
自分で行なうべきことと、他のスタッフや専門家に任せることをしっかりと分類し、自社の売れる仕組みを、ステップ・バイ・ステップで作り上げていくことが、経営者であるあなたの責任です。
独立起業で失敗しない仕組み作りとは
あなたは、自分がこれから関わる業界の売れる仕組みを知っているでしょうか?
どのような業界でも、その業界独特の売れる仕組みがあり、
その仕組みを上手く利用している企業は売上をどんどん伸ばし、
その業界の既存の売れた仕組みにばかりこだわっている企業は、
徐々に売上が下がりジリ貧になっていくのです。
- 既存の売れた仕組み
- 変化してきている売れる仕組み
- 自社独自の売れる仕組み
これらの違いをしっかりと把握し、実践できる。
それが、独立起業で失敗しないための1つのポイントです。
もしこの売れる仕組みの分析や改善策の検討を
自分たちだけでは十分に行なえないというのであれば、
「会社設立サポーターズ」のマーケティングのコンサルタントと
一緒に考えてみるのも良いかもしれませんね。
事業計画書の精度アップで独立起業後に失敗しない!
独立起業後のビジネスを予測どおりにスタートさせるためには、
やはり精度の高い事業計画書の作成が求められます。
もちろん、優れたビジネスモデルの構築では、
売れる仕組みのアイデア自体が大切なのですが、
それを具体化するしっかりとした事業計画書があるからこそ、
優れたビジネスモデルが生きてくるのです。
- 市場分析
- 競合分析
- 売上予測
- 経費予測
- 資金計画
- 返済計画
- 採用計画
このような項目で構成される事業計画書をどれだけ具体的に書けるか。
これが、起業を成功させるか、失敗させるかの1つの目安になります。
どれだけの情報収集ができ、どのようにそれらの情報を分析し、自社の成功の形を事業計画書で描くことができるのか。
このことを、十分に検討した会社であれば、そうそうは失敗しないと思いませんか?
多くの失敗した企業では、この点が疎かになっていたはずです。
自社の商品やサービスにこだわるあまり、
これだけ良い商品やサービスを開発すれば、
「売れないのが不思議」
このように思って起業するのですが、
商品力やサービス力だけでは思うように売れないものです。
良い商品やサービスを告知する広告宣伝力、顧客対応力、競合対策力などさまざまな企業の能力にバックアップされてこそ、良い商品、良いサービスが生きてくるのです。
その結果として、売上が増えてくるのです。
このような総合的な視点から自分たちのビジネスを考えることが出来なければ、よほどの経営力が社長になければ、徐々に売上が減ってしまうでしょう。
そのようなことにならないように、起業時から専門家とのネットワークを持っておきたいと思いませんか?
「会社設立サポーターズ」では、行政書士、司法書士が、会社設立手続きの代行を行なうばかりではなく、起業後にも何かと必要になる契約書作成や契約書の内容確認なども行なっています。
さらに、インターネットを活用した集客支援のアドバイスも行なうなど、
これから起業しようという人に役立つサービスばかりです。
これらのサービスを上手く利用して、
自分が行なうべきことに集中する。
これからは、このような経営者としての判断も必要になりますね。