飲食店(カフェやラーメン屋)、小売店、ビューティ系のサロン(美容室、エステサロン、ネイルサロン等)などの開業を考えている人は、
開業後の売上予測をしっかりと検討することで、
自分たちのお店の独自性を出しやすくなります。
どのような業界でも、すでに多くの競合店が存在する現在、
希望する売上高を達成するためには、
開業前から来店者予測を行ない、実際の開業後の来店者数、売上高との差ができるだけで出ないように事業計画を作ることが望まれるのです。
今回は、「開業前に検討する来店者予測」というタイトルで、
来店者数を予測する基本的な考え方について解説してみたいと思います。
開業前に検討する来店者予測
来店者予測は、開業前に検討するばかりではなく、
開業後にも継続して来店者予測を行ない、
お客様の来店頻度を高める施策と組合せて
プロモーションする仕組みを作り上げることが望まれます。
開業前の来店者予測
あなたは、開業するお店と同じ業界で、仕事経験があるでしょうか?
たとえば、美容室を開業したいと考えている人であるなら、
すでに美容室で仕事をしている経験があり、
そのお店のお客様の来店者実績のデータを把握しているのなら、
その具体的なデータをもとに、自分が開業する美容室の来店者予測をすることができるでしょう。
カットをしたお客様総数に対して、再来店したお客様数の割合は、どの程度であるのか。
また、お客様総数に対してではなく、お客様を分類し、固定客(たとえば5回以上すでに来店している優良顧客)になっているグループの来店割合は、どの程度来店割合が高くなるのか。
お客様の分類だけではなく、
サービス内容の分類によっても、対象となるお客様層が異なってくるので、
精度が高い来店者予測を行ないたい場合には、
たとえば、カットを利用したお客様とは別に、
パーマを利用したお客様を対象に同じような来店割合を計算し、
開業後の来店者予測を算出してみるのも良いでしょう。
このような実績データを参考に、
来店者予測をすることができると開業後の対応が本当に楽になります。
来店予測データを売上増に生かす
前項では、美容室を例に来店者予測の考え方について説明しましたが、
来店者予測は、お客様の再訪を促すプロモーションに生かすことがなければ、ただデータを記録、収集するだけで終わってしまい、無駄な労力になってしまいます。
何も再訪を促すプロモーションを行なわなければ、
再来店の割合が増加することはありません。
美容室の例であれば、
お客様の髪の毛がだいぶ伸び、
「そろそろ美容室に行きたいわ」と思うそのタイミングにあわせて、
再訪を促すプロモーションメールが届いたら、どうなると思いますか?
もちろん、再訪を促すカラー用の割引クーポン券をメールに添付するなどの工夫がしてあれば、着実に来店者数は増えてきます。
このような各種のプロモーションをネットを駆使して行なう。
それが開業後に勝ち組会社になっていくための重要なポイントなのです。
来店者予測を売上増に生かす体制作りも可能
実は、私たち「会社設立サポーターズ」には、
マーケティングのコンサルタントが参加しています。
自然と売れていく仕組みを作り上げるためのマーケティング。
その仕組み作りのアドバイスをすることができるので、
会社設立手続きを行政書士が開業時に代行するだけではなく、
継続的にあなたの会社の売上増についてのアドバイスをしていくことが可能なのです。
あなたは、開業後の1年後、2年後にどの位の売上を達成したいですか?
この売上の達成のために、販売する商品やサービスの組合せが重要です。
それぞれの商品やサービスにマッチしたプロモーションの仕組みも必要です。
販売対象となるお客様の属性や行動(利用行動や購買行動)を具体化することも大切です。
これらの検討、実施、分析がしっかりと行なわれる体制を作り上げることができれば、あなたの会社を必ず成功しているでしょう。
その成功のために、「会社設立サポーターズ」と出会えたことが良いきっかけになった。
1年後、2年後に、そのように感じていただきたい。
目標としていた売上を達成した喜びを一緒に分かち合いたい。
そのために、しっかりとサポートさせていただきます。
ご一緒に頑張ってみましょう。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。