火鍋は、一時期話題になり、テレビや雑誌で取り上げられる機会が増えました。
そのため、中国の火鍋チェーンの「小肥羊」も、国内で店舗を増やしています。
確かに、この火鍋チェーンが店舗数を増やしているということは、それだけ火鍋を食べたいと思っている人たちが多いということです。
このことを念頭に、火鍋専門店であるレストランを開業したいと思う人も多いでしょう。
そのため今回は、「火鍋専門店の差別化で売上増を目指すレストラン開業法」と題して、これから火鍋専門店を開業したいと思っている人を対象に、先の「小肥羊」とも差別化を考えた開業法について考えてみましょう。
既存火鍋チェーンとの差別化を図る開業法
火鍋というと、2つに区切られた鍋に、豚骨・鶏などからダシをとった辛くない白湯と唐辛子や花椒などの香辛料を入れた辛い麻辣スープをつけて、ラム肉を食べたりという代表的な火鍋を思い浮かべますが、本場中国では、地方によって火鍋の種類が違います。
「広東の海鮮火鍋」「杭州の三鮮火鍋」「東北の白肉火鍋」「上海の什錦火鍋」「香港の牛肉火鍋」というようにさまざまな火鍋があるので、既存の火鍋チェーンと十分に差別化を図ることができます。
ただし、既存の火鍋チェーンは、中国の国内外で店舗数を増やしているので、多くの人に好まれる味になっていることは確かです。
一方、この火鍋チェーンが、国内の至る所にあるかというと、そういうわけではないので、どの程度の差別化が必要かは、あなたが開店したい地域によって考え方が違ってきます。
あなたが火鍋専門店を開業したい地域に、既存の火鍋チェーンの店舗がありますか?
もしあるのなら、十分にリサーチをして、際立つ差別化を検討しなければなりません。
一方、商圏が同じになる地域に競合する火鍋専門店がないのなら、すでに他の地域で人気になっている火鍋をお薦めメニューとしてラインナップし、将来競合店が出来ることも考慮して、他のメニューを考えておくことも一つの考え方です。
どちらのケースでも、見込みとなるお客様をがっちり掴むには、どのようなお客様層を対象にして、どのような火鍋専門店を開業すると、売上を増やしやすいかを十分に検討しなければなりません。
このお客様層の絞込みですが、ラム肉や薬膳というキーワードで、火鍋に関心がある女性層を対象にしているケースがあるので、同じようなメニューにすることも、また他の対象者を念頭に、他の味の火鍋や異なる種類の薬膳などの工夫も必要になることがあるということです。
火鍋専門店レストランの開業サポート
今回解説しているような検討は、マーケティング分野の検討です。
お客様の選定やメニュー構成などの検討を開業時に十分に行なうことで、あなたの貴重な開業資金を有効に使うことができます。
火鍋専門レストランの開業では、店舗の保証金や内装・外装などで多くの資金が必要です。
開業前に、十分な開業プランをマーケティングの視点から作っていたならば、間違った店舗コンセプト等が原因となる失敗を避けることができます。
流行っていた火鍋なので、よほどのことがなければ、開業して失敗することはないと思っているかもしれませんが、あなたの貴重な開業資金を使ってから、「これではダメだった」というのでは、店舗を変更するための資金が足りずに、ジリ貧になってしまうかもしれません。
マーケティング分野の開業プランを十分に行なう。
あなたの開業を成功させるために、本当に大切なことなので、手を抜かずに、私たちの開業サポートをぜひ受けてください。
なお、私たちは、行政書士・司法書士による会社設立代行サービスも行なっています。
火鍋専門レストランの開業時には、仕入れやスタッフの雇用などで、信用力を高めておくことが欠かせません。
そのためにも、社会的な信用がある株式会社の設立をお薦めします。
あなたが、難しい法律用語に悩むことがないように、私たちが株式会社の設立をスムーズに行ないますので、ぜひお任せください。
あなたの火鍋専門店が成功するように、一生懸命にサポートさせていただきます。
そして将来、あなたの火鍋専門店の成功をご一緒に喜ぶことができれば、これほど嬉しいことはありません。